手作りランドセル中村鞄製作所

RANDSEL COLUMN

ランドセル選び方 コラム

6年間使える耐久性のあるランドセルを
購入するために必要なこと3選

6年間使える耐久性のあるランドセルを購入するために必要なこと3選

1.はじめに

ランドセルを6年間使う人は少ない?

ランドセルを6年間使う人は少ない? ランドセルを6年間使う人は少ない?

「ランドセル症候群」という言葉が出来てしまうことからも、子供たちが背負うランドセルが重たくなっていることが分かります。
デジタル教育が始まりタブレット端末を持ち歩くことになり、この傾向はまだまだ続きそうです。
平成30年には文部科学省から学校や教育委員会に向けて「置き勉」を認め、携行品を減らすよう事務連絡が発出されたほど。
「ランドセル症候群」については過去記事で詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

こういったことからも、ランドセルを敬遠する人が出てきているようです。
小学校高学年になると、2割くらいの方が、ランドセルよりも軽いリュックサックで登校しているとのこと。
しかし、ランドセルの方がリュックサックよりも雨から教科書を守ることができます。 それに、お子様が年長さんの頃から「ラン活」をして、一生懸命選んだものですから、6年間愛用していきたいですよね。

どうして耐久性が高いほうがいいのか

丈夫で軽く、カラーバリエーション豊富な牛革ボルサ 丈夫で軽く、カラーバリエーション豊富な牛革ボルサ

最近のランドセルは造りもしっかりしているものが多いというし、毎日使うといっても学校の行き帰りだけだから、耐久性なんて考慮しなくてもいいんじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、子供たちはランドセルが高いものであることを知らないので、雑に扱ってしまいがちです。
家に帰るとランドセルを放り投げて遊びに出かけたり、ランドセルを枕にして漫画を読んだり、ランドセルを背負ったまま壁にもたれたりなど、無意識にランドセルを傷めてしまう行動をとっているもの。
また、入学するときは気に入って買ってもらったランドセルも、6年の間に飽きてしまったり、お友達のランドセルが羨ましくなったりして、興味が薄れてしまいぞんざいに扱うようになってしまうこともあるようです。

せっかく選んだものですから、耐久性が高く、卒業までボロボロにならずに使えるランドセルを選びたいし、きれいに使っていきたいですよね。

2.ランドセルに使われている素材の特徴を知ること

コードバン

品格高い質感と丈夫さを誇る馬革コードバン 品格高い質感と丈夫さを誇る馬革コードバン

ここでは、ランドセルに使用されている主な素材の種類と、それぞれの耐久性・価格帯について見ていきます。
1つ目は、コードバンです。コードバンとは、馬のお尻の皮を使用した高級皮革になります。
1頭の馬からとれるのはランドセルのフタ2枚分しかないとも言われるくらい希少な素材です。
コードバンは耐久性に優れた素材で、見た目や触った感触にも高級感があります。
しかし、高級素材の為、価格が高いものが多いことと、他の素材と比べると若干重いのがデメリットです。

牛革

男の子ウケ◎ダークカラー 男の子ウケ◎ダークカラー

次に、牛革です。牛革もコードバンほどではありませんが、耐久性に優れ、見た目・触感の高級さを有しています。
また、値段もコードバンと比べると安価なものが多いです。
ただし、コードバンと牛革素材については、量産が難しいため早いうちから「ラン活」をしておかないと、お目当ての商品が売り切れになっていることもあるようなので、注意が必要になります。

人工皮革

女の子に大人気!かわいいパステルカラー 女の子に大人気!かわいいパステルカラー

最後に、人工皮革です。人工皮革とは皮革に似せて作られた人口素材のこと。
よく合成皮革と混同されますが、両者は別の素材です。
人工皮革のメリットとしては、コードバンや牛革と比べると安価で、軽い製品が多くあります。
また、カラーも豊富な商品が多い印象です。
しかし、耐久性や見た目・触感の高級感では劣ります。
これらの素材の違いを踏まえてランドセルを選んでもらえたらよいのではないでしょうか。

中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルは、全ての素材に、強い摩擦を加えても傷がつきにくい特殊な耐傷加工が施されています。

素材については、過去記事でさらに詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

3.ランドセルの耐水性能について知ること

革製品は水に弱い?

革製品は水に弱い? 革製品は水に弱い?

次に、耐水性について紹介していきます。
加工を考慮せずにいうと、どの素材も水には強くありません。そのため、水に濡れた場合は水が染み込む前に、すぐに拭き取る必要があります。
これを放置すると、ウォータースポットと呼ばれるシミができてしまいます。他にも、濡れた部分が柔らかくなるなどして、耐久性が落ちてしまうのです。

こういったことから、やはり水は革製品の弱点といえるでしょう。
そのため、雨の日も毎日使用するランドセルには、防水加工などのコーティングが必要と言えます。

防水加工と撥水加工の違い

同じような意味で使用される「防水加工」と「撥水加工」ですが、実は意味が異なります。
撥水加工とは、表面にコーティングを施し、水を弾くように加工することです。
レインウェアの表面に水が玉状になってコロコロと弾かれている状態を指します。
あくまで表面に撥水加工を施しているだけなので、使用を続けるうちに、コーティングが剥がれればその効果は失われます。

反対に防水加工は、素材自体を加工して、水を通さないようにすることです。
素材自体が加工されているので、撥水加工とは異なり、使用する中で防水効果が失われることはありません。

ランドセルに関していえば、6年間毎日使うことになるので、効果が失われる撥水加工より防水加工が施されているものの方が良いことが分かりますね。

中村鞄の防水加工 中村鞄の防水加工

中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルは、全ての素材に、水を弾く防水性に優れたコーティング材を使用した、特殊防水加工を施し、高い防水効果を有しています。

4.ランドセルを長く使うための使い方・お手入れについて知ること

長くきれいに保つ使い方

色選び以外で失敗しないランドセル選び 色選び以外で失敗しないランドセル選び

お子様にランドセルを卒業まできれいに使ってほしいと思う方は多いはず。
ここでは、ランドセルを長くきれいに使っていくためのコツを紹介していきます。

1. 収納場所
最初は喜んで買ってもらったランドセルでも、年々扱いが雑になっていくもの。
学校から帰ってきて、床にランドセルをぽいっと放り投げてしまうなどの扱いはランドセルが傷む要因となります。

これを解消するためには、ランドセルの収納場所を決めることです。
ただし、収納場所を決めるだけではその場所にランドセルを片付けてくれるとは限りませんよね。
そのため、お子様が帰宅してからの動線上に収納場所を作るのがおすすめです。
最近では、玄関の靴箱の扉に引っ掛けるだけで取り付けが可能な、ランドセルハンガーというものも販売されています。
玄関は帰宅の際に必ず通る場所かと思いますので、収納場所に最適ではないでしょうか。
また、学校へ行く際にも、ランドセルを忘れるといったことが防げるので、二重の効果があると思います。

2. 各部品を正しく使用する
ランドセルには様々な部品が使用されています。
それぞれのパーツを正しく使用することが、長く使っていくための秘訣です。
例を挙げると、肩ベルトの長さをきっちり調節することが挙げられます。
肩ベルトはゆるすぎても、きつすぎてもいけません。適切な長さは、背負った時に背中とランドセルの間に、子供の手一つ分のゆとりがあるくらいです。
体の成長や夏の薄着、冬の厚着など、状況に応じてなるべくこまめに調節するのがよいでしょう。

中村鞄の肩ベルト 中村鞄の肩ベルト

中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルは、肩ベルトに8つと多くの穴が開いています。身長170cmの大人でも背負えるように設計されているので、お子様の成長に合わせたベルト調節が可能です。

バックル受け バックル受け
また、この肩ベルトを調節する際に気を付けたいのが、バックル受けです。バックルとは肩ベルトを通す金具を指します。

バックル受けはこのバックル(金具)の裏側をカバーするようについている革の部品です。
これがあることで、金具が直接お子様の体に触れること・肩ベルト自体に当たることを防いでいます。肩ベルト自体に金具が頻繁に当たると劣化や痛みの原因にもなります。

肩ベルトを調整するときは、バックルだけでなく、バックル受けまでしっかり通すようにしましょう。

指差し 指差し
同様に、バックルに通した先の余った肩ベルトを通す指差しと呼ばれる部品があるのですが、これに肩ベルトを通していない方が割と見受けられます。

この指差しを通さないと、余った肩ベルトが折れて、革が傷んでしまったり、どこかへ引っ掛けてしまったりする可能性があります。

このように、お子様がランドセルを大切に扱える工夫や、こまめな調節をすることで、長く使えるランドセルになっていきます。

お手入れ方法

お手入れ方法 お手入れ方法

ここからは、さらにきれいに使うためのランドセルのお手入れについて紹介をしてきます。
ただ、基本的にはほとんどのランドセルが日常的なお手入れはなくても大丈夫とされているので、あくまでより良く使う上でのポイントというふうに思っていただければ大丈夫です。

まずは、基本的な毎日のメンテナンスですが、ランドセルを可能な限り乾燥した布で拭くことです。
毎日と聞くと面倒に感じられるかもしれませんが、細かいところまで丁寧にふき取る必要はなく、表面のホコリを払う程度で十分です。これくらいなら1分かからないですよね。
使う布も綿素材のものであれば何でもよく、使い古したTシャツの切れ端などで大丈夫です。

次に、雨などに濡れた場合のお手入れです。防水加工が施されているので、この場合も特別なお手入れは不要ですが、やはり革製品ですので、水滴は早めに拭き取っておくほうがよいです。
最後に、ランドセルが汚れてしまった時のお手入れですが、市販の革用クリーナーを使って拭き取ってもらうのが良いでしょう。
使い方は、柔らかい乾いた布で表面を拭き、その後、クリーナーを布にとって優しく拭き取るだけ。革用のクリーナーが自宅にない場合はランドセルと一緒に購入するのも良いかもしれません。

5.ランドセルの6年保証は必要か

ここまでランドセルを6年間使用するために必要な知識や使い方を見ていきました。
少し余談になりますが、ランドセルを購入するときについてくる6年間保証について紹介していきます。

現在販売されているランドセルには、大抵この6年間保証がついていて、ランドセルの修理代金や工房への送料等も無料で対応してもらえるというものです。
ただし、メーカーごとに修理内容や破損原因によっては一部有料となる場合もあります。例えば、故意にランドセルを傷つけたり、破損させたりした場合などです。
そのため、6年間保証があるから雑に扱っても大丈夫というわけではありません。
やはりランドセルは丁寧に扱う方がよいですね。

6.まとめ

ランドセルは決して安い買い物ではないと思いますので、せっかく購入するからには長く使えるものを選びたいですよね。
しかし、活発な年齢のお子様が使用するものですから、時には乱暴に扱ってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は耐久性の高いランドセルを選ぶために必要なことを紹介していきました。
 
素材によって耐久性に差があること、撥水加工より防水加工の方が耐水性は高いこと、なるべく日々丁寧に使用するために必要なことを挙げていきましたが、いかがだったでしょうか。
皆様が長く使えるランドセルに出会えることを願っています。

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