RANDSEL COLUMN

ランドセル選び方 コラム

軽いランドセルがほしい!
購入前に確認すべき超重要なこと

軽いランドセルがほしい!購入前に確認すべき超重要なこと

お子様の負担を考えると少しでも軽いランドセルを選びたいですよね。しかし、重さ(グラム数)だけで決めてしまうと思わぬ落とし穴も!
ここでは、ランドセル選びで皆様が気になっているであろう「軽いランドセル」について、購入前に確認していただきたいポイントを解説いたします。

1.一般的なランドセルの重さ

表1

ランドセルの重さは素材によって変わっていきます。上の表は一般的なランドセルの重さを素材ごとにまとめたものです。
軽いもので1,000g程度、重いものだと1,600g程度とその差は600g。同じランドセルでも素材の違いだけで600gも重さに差があると思うと、少しでも軽いランドセルを選びたいですよね。

しかし数値だけで選ぶのは大変危険です!

2.ランドセル選びで重要なのは軽さじゃない!?

理由①軽すぎるものは壊れやすい

軽すぎるランドセルにはそれなりの理由があります。特に格安ランドセルなどは、「軽さ」を優先して耐久性が不十分なものが多いため、安易に選ぶのは危険です。
型崩れをおこして途中でランドセルが使えなくなってしまうケースも…。

転倒

そして、実はランドセルはお子様が転んでしまった時などに衝撃を和らげるクッションの役割を担っています。背中から転倒した際に衝撃を吸収し、頭が地面にぶつかるのを防ぐ安全性があります。


理由②軽さより背負いやすさが重要

ランドセル本体を軽くしても、身体にフィットしていないと姿勢が安定しなかったり、肩ベルトが食い込んで痛かったりなどの場合があります。荷物そのものの重さというより、お子様が重さをなるべく感じない工夫が大切です。

背負うときのポイント

「背あて・肩ベルト・背カン」がお子様にフィットすれば同じ重さのランドセルでも重さの感じ方が変わります。特に背あては体に触れる面積も広いため、クッションの張り具合や触れ心地などお子様にあったものを選びましょう。



そして革製のリュックを背負ったことのある方なら分かると思いますが、肩ベルトにクッションが入っていなかったり革がむき出しの状態だと擦れて痛いですよね。ランドセルも同じで、肩ベルトのクッションがしっかり効いているか、肩ベルトの革が当たって痛くないかも確認しましょう。

各メーカーのこだわりが詰まった場所なので、購入前にぜひチェックしましょう。

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3.中村鞄製作所のランドセルをご紹介!

中村鞄の紹介

中村鞄のランドセルは人工皮革・本革ともにとっても軽く作られています。
その理由はランドセル職人の「金具選び」にあります。
従来、ランドセルの鋲には鉄を使用しますが、中村鞄は鋲部分に「アルミ合金」を使用しています。「アルミ合金」は、軽量かつ錆びにくく耐久性に優れている素材。これを使用することにより、お子様の負担にならない軽さを実現しています。
そして軽いだけでなく丈夫なのもポイントです。
ランドセルの型崩れを防ぐ芯材には、中村鞄製作所特注の軽くて丈夫な素材を厳選しているので安心です!

シャトルクッション シャトルクッション

【抜群の背負い心地!中村鞄のシャトルクッションとソフト牛革】
中村鞄製作所のランドセルの最大の魅力は背負い心地の良さ!背面とベルト内部には、NASA( アメリカ航空宇宙局 ) で宇宙飛行士の体を守るために開発・使用されている、高機能な低反発クッションを採用しています。お子様の体温でやわらかくなるクッションなので、お子様の体型に合わせてフィットしてくれます。また、衝撃吸収性も抜群です。

ソフト牛革 ソフト牛革

人工皮革ベルエース・牛革ボルサ・馬革コードバン、全ての素材のランドセルの背面とベルト裏にはソフト牛革を使用しています。天然皮革のなので、通気性も良く蒸れずに快適に過ごせます。そして、とても柔らかく滑らかな触り心地!モチモチの触り心地に、しっとりとしたフィット感でお子様の肩にかかる負担を軽減します。

背カン 背カン

【左右自在に動く中村鞄の新立ち上がり背カン】
中村鞄製作所のランドセルの肩ベルトには「新立ち上がり背カン」を採用しています。



従来の「立ち上がり背カン」とは、背カン部分+肩ベルトの付け根から立ち上がった、ベルト部分が上向きになるよう形付けられているものやベルトの付け根部分に芯材が入っているものを指します。
初めから肩の形に合わせて芯材が入っているのでフィットしやすいというメリットがある反面、この形に合わないと肩ベルトが浮いてしまったり芯材が肩に当たって痛いというデメリットもあります。

背カン2 背カン2

一方、中村鞄製作所のランドセルに使用している「新立ち上がり背カン」は、背カンの金属部分だけが立ち上がっています。ベルトの付け根部分に芯材は入っていないので、お子様の成長に合わせて肩にフィットする設計になっています。


また、中村鞄製作所の背カンは左右別離式で動くため、お子様の激しい動きに柔軟に対応できます。

より詳細を知りたい方はランドセル基本機能をご覧下さい!

4.まとめ

小さな身体にかかる負担を考えるとより軽いランドセルを選びたいところですが、入学後のことを考えると、
「いかに背負いやすいか(お子様にとって負担に感じにくいか)」
「6年間お子様を支えられる耐久性があるか」の方が大切です。
ぜひ、お子様が毎日学校に通いたくなるようなランドセルをお選び下さい。

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