RANDSEL COLUMN

ランドセル選び方 コラム

ランドセルって何が入っているの?

ランドセルって何が入っているの?

カラフルで数ある中から選んだランドセル。
買った時は空っぽの中身…この中には一体どんなものを入れて子供は持ち歩くのだろう。毎日の持ち物ってどんなものだろう。
そんな様子を想像したことはありますか?ここでは未知数なランドセルの中身やどんなものが小学生には必要なのか、ポイントをおさえてご紹介していきます。

1.ランドセルの中身を知ろう

基本はこれ!

ランドセルの中にはどんなものが入っているのか…基本的に持ち帰りしているのはこんな感じなのです。

・ 教科書4~5冊
・ ノート4~5冊
・ 連絡帳
・ 下敷き
・ ドリル1~2冊
・ 筆箱
・ タブレット
・ 宿題プリント
・ 配布される手紙
・ 給食セット(フキン・お箸セットなど学校により様々)
・ 防犯ブザー

いかがでしょうか。教科書やノートは学年が上がると理科や社会と教科が増える事から量も多くなっていきそうですね。

生活や道徳、音楽や図工といった専科にも教科書があります。タブレットも学校によっては小さいノートPCだったりして、幅も重さもありランドセル内を締める割合も多くなります。
入学前に入れておくものを把握しておくといざ学校がスタートしてから焦らなくて良いかもしれませんね。

こんなもの入れちゃう?!意外な持ち物

基本的な持ち物はある程度予想していた方も多いのではないでしょうか。ここでは、「え!そんなものも?」といった意外な持ち物をご紹介します。

上着 → 朝着ていって帰りにはランドセルに詰めて帰ってくる事があります。
夏は空調によって寒くなってしまう場合があるので、シャツを入れてあげたりする事も。

靴下とビニール袋 → 雨の日に濡れた靴下を入れる袋と替え用です。

タオル→暑い日や雨の日は必要です。

見守りGPS → 前ポケットに入れているお子様が増えていますね。親御さんも安心です。

マスク → 感染予防の為、予備で入れておくと安心です。

鍵 → 学年が上がると家庭の判断で持たせる事があります。

折りたたみ傘や雨合羽 → 帰りに雨予報がある時に合わせて入れる事もあります。

いかがでしょうか。基本+意外性のある荷物が合わさると、ランドセルの中はとても荷物が多く感じますね。

2.ランドセルの中の仕分けと役割

ポケットの種類を知ろう

ポケットの種類を知ろう ポケットの種類を知ろう

ランドセルのポケットは大きさや形は少しずつ個性がありますが、どのランドセルも数は同じで、メインポケット・サブポケット・前ポケットの3つで構成されています。
このポケットの機能を、ランドセル選びで注目するポイントとしている方も少なくはありません。

メインポケットの中身

メインポケットの中身 メインポケットの中身

一番奥行きが広くランドセルのおおよそを締めるメインポケットには、教科書やノート等高さのあるものをメインに入れ、余裕があれば水筒や体操服まで入れる事が出来ます。
中村鞄のランドセルはA4フラットファイル対応でたくさんの教材がすっきり入ります。

サブポケットの中身

サブポケットの中身 サブポケットの中身

筆箱や給食袋、タオルや替えの靴下等メインポケットに比べて細々したものを必要に応じて入れます。高学年になると教科書も増えてくるので、ドリル等を入れても良いですね。タブレットもしっかり入れられる安心のサイズです。

前ポケットの中身

前ポケットの中身 前ポケットの中身

前ポケットにはファスナーが付いています。
鍵や見守りGPS等大切なものをなくさない為にここにしまいましょう。鍵を持っている事を周囲に知られないために、ポケットの中に鍵をしまえる「ポケットDカン」があるのも中村鞄のランドセルの魅力。
また、予備のハンカチやティッシュ、マスクも入れておくと清潔に持ち運べて安心ですね。

肩ベルトの秘密

肩ベルトの秘密 肩ベルトの秘密

今や防犯ブザーを持ち歩く事は常識となりつつあり、ランドセルの肩ベルトの前面に付けている場合が多いです。
中村鞄のランドセルの「肩ベルトDカン」は右利き左利き問わずいざと言う時に使える様に、左右についていてとても安心です。ここも大事な収納の役割を果たしています。

3.学年別で知ろう!ランドセルの中身のお悩み

6年間使っていくランドセル、それは学年が上がっていくと同時に使い方も様々に変化していきます。その時々でどんな悩みがあるのでしょうか。

低学年の悩み

低学年は教科も少ないから軽いだろうし、悩みはなさそう…と思っていませんでしたか ?
実は少ないからこそメインポケットに隙間が出来てしまい、その隙間で教科書などが揺れてランドセルが重く感じる原因になっていたり、プリントが底でまるまってしまったり、筆箱があいて中身が飛び出していた、なんてトラブルも少なくないです。

隙間があるからこそ荷物をあれこれ詰めてしまう、なんて事もありますね。これを経験した事がある親御さんも多いのではないでしょうか。

中学年の悩み

少しずつ教科も増え、安定してメインポケットが埋まってきます。
ですが、学校にも慣れて通学途中で走って中身がぐちゃぐちゃになったり、ランドセルの蓋をうっかり閉め忘れて中身がドサっと外に出てしまったりといったトラブルが起こりやすくなります。
水筒のサイズアップもする頃なのでメインポケットに入れたり入れなかったりと、日によって中に入れるものが大きく変わり、その時々で重さが違う事が多くあります。

高学年の悩み

様々な教材が必要となってくる学年です。
あれもこれもと詰めていると教科書の表紙が折れていたり、取り出そうと思ったら引っかかって破けてしまった、という事が起きます。体つきもしっかりしてきて、着る洋服によっては肩ベルトのサイズが夏と冬とでは変わってきたり上着や体操服もかさばる様になってきます。
低学年の頃には考えつかない程様々な荷物を持ち帰る様になりますね。

4.持ち物が多くて重たい時の対策

こんなにたくさんの持ち物…うちの子は大丈夫かな?と心配になりますよね。でも、大丈夫です!そんなお悩みに寄り添った対策をご紹介していきます。

どうして整理整頓が必要なのか

どうして整理整頓が必要なのか どうして整理整頓が必要なのか

そもそも売っている状態で使えないなんて…という気持ちがわいてきてもおかしくはないですよね。
そのまま上手に使える子供達もたくさんいると思いますが、大人でもお気に入りのバックにバッグインバッグを使って実用化する事があります。
ランドセル内がきちんと整理整頓され、重心が背中へ寄ると背負いやすくなって体の負担が減ります。物をなくしたり、不意に壊したり、忘れ物をする事も減るかもしれません。
整理整頓を無理なく行っていく事で、様々なメリットが生まれていきます。

収納を親子で楽しむ

収納を親子で楽しむ 収納を親子で楽しむ

難しく考えずにまずは実践しやすい内容がいいですよね。
家庭でできる事をお子様と一緒に見つけてみましょう。ノートや教科書がかさばらない様にランドセル内に仕切りをいれてみたり、小物はジッパー袋にまとめて入れてあげたり。

上着を持ち帰ってくる場合は手提げに入れてね、とひと声かけて手提げを持たせたり。
綺麗に上手に持ち帰りに成功したら、お子様を褒めて喜んであげればもっともっと整理整頓が楽しくなっていくのではないかな、と思います。
肩ベルトの見直しも新学期を迎える時に親子で一緒にチェックする事もオススメです。
中村鞄のランドセルの肩ベルトはベルトの穴が8つと多く、身長170cmの大人でも背負える安心設計です。その時は中身を入れて重さを出してあげるとよりリアルに確認出来ますよ。

置き勉や分割持ちをどんどん活用しましょう

置き勉や分割持ちをどんどん活用しましょう 置き勉や分割持ちをどんどん活用しましょう

宿題など家庭学習では使わない教科書や、プリントを教室に置いて帰る「置き勉」。こちらが導入されていたら進んで置き勉しましょう。
時間割の忘れ物も減るし、お子様自身はもちろんですがご家庭の負担がグンと減りますよね。
また、「あらかじめ使う予定が分かっているものは数日前から何回かに分けて持たせる」という工夫もあります。週の始まりである月曜日は特に持っていく荷物が多くなって、金曜日は持ち帰る荷物が多いですから、そういう流れをつかみ様々な工夫を取り入れて負担を少なくできるといいですね。

5.ランドセルの中以外の荷物

ランドセルの中以外にも荷物はたくさんあります。

・ 上履き
・ 防災頭巾
・ 道具箱
・ 給食当番用の割烹着や配膳台カバー
・ 鍵盤ハーモニカ
・ 粘土と粘土板
・ 絵の具セット
・ 書道セット
・ 傘
・ プールバッグ(夏)
・ 算数セット(1年生)

ランドセルと合わせると、時にはたくさんの荷物を持ち帰っていく様になりますね。
ランドセルの中をすっきりまとめて体に負担なく背負える事は、全体の負担を少なくする事に繋がっているんです。

6.まとめ

ランドセルの中身は多種多様ですね。
お気に入りのランドセルを買った、という事が終着点ではなくスタートラインとなります。その中身の色付けを楽しんで長く付き合っていけると、物を大切にしていく事にも繋がり気持ちよく使い続けていく事ができるのではないでしょうか。
何よりも体に負担をかけずに背負えると、お子様もご家族も安心ですよね。
中身のあれこれを踏まえた中村鞄ならではのポイントを知る事で、その助けができると嬉しいです。

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中村鞄製作所のランドセルは、お父さん、お母さん、そしてお子様のニーズを満たせるシンプルでモダンなデザイン。背中をしっかり支える優しい背負い心地と、飽きの来ないデザインで時代を問いません。
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