ランドセル選びで失敗しないためには?
失敗パターンと選び方のポイント【事例あり】
1.ランドセルの色・デザインで失敗した…
ランドセルの色・デザイン選びで失敗!
年中さんの時はパステルカラーやパール調のものが好きでも、小学6年生になった頃には大人っぽい色や落ち着いたデザインがよかった…と後悔するケースはよく耳にするのではないでしょうか。そのほかにもいろいろな視点から「失敗してしまった…」ケースをご紹介いたします。
・娘の希望でプリンセス系のキャラクターものにしたのに、3年生ごろにはもう飽きてしまっていて「違うランドセルがよかった…」と言われてしまった。
・細かい刺繍のものを買ったけれど、高学年になった頃にはほつれてきてしまった。
・子供が明るい色を希望したけれど、それを押し切って違う色に。そしたら高学年になっても未だに「あの色が良かった」と言われてしまって後悔…。
・明るいパステルカラーを買ったけれど、何年か経つうちに薄汚れてきてしまった…。
・あまりよく見ずに外側だけ見て購入したけれど、いざ開けて見たら中身の柄が微妙!ちゃんと見て購入するべきでした。
明るい色や派手なデザインは後悔する?
色選びで失敗しないために
明るい色や派手な色を選んで、低学年のうちはよかったけれど高学年になって好みが変わってしまった…という声は「ラン活」とネットなどで調べると、本当によく目にします。最初のうちはピンクや可愛いデコレーションがされたものがいいと言っても、後から恥ずかしくなってしまうのでは、とご不安に思われる親御さんも非常に多いです。
しかし実際に高学年のお子様に意見を伺ったところ、大抵のお子様が自分や周りのランドセルの色に対してはこだわりや関心がほぼ無いとのこと。お子様の性格や、周りのお子様たちのランドセルの色によっては、そこまでランドセルの色を心配に思われなくてもいいかもしれません。
もちろん、好みが変わって「変えたい」「恥ずかしい」と思うお子様もいらっしゃると思います。それでも「あなた自身が選んだ物だからちゃんと使いましょう」と物を大切にする教訓にしたり、そうならないように色の希望は叶えてもデザインはなるべくシンプルなものにしておくという方法もあります。
6年間という長い時間をランドセルと一緒に過ごすのはお子様ご本人ですので、やはり色に関してはお子様の意見を取り入れることは決して悪いことではないでしょう。
とはいえ、お子様主体でランドセルを選んでもらうと、やはり目につくのは華やかなデザインのもの。どう見たって絶対途中で飽きちゃうでしょ!と言ったって、もうこれ以外は譲れないと言われてしまったらお手上げですよね。
もしランドセルの色・デザインを選ぶときは、必ず最初に親御さんの方でランドセルのお店(ブランド)を何店か絞った上で、その中からお子様に選んでもらいましょう。
ここでワンポイント
ランドセルのお店選びや、お子様にランドセルを選んでもらう時に便利なのが、各店の「ランドセルカタログ」です。
そのお店の魅力やランドセルの機能なども比較しやすく、まずラン活をスタートするならカタログ請求からはじめましょう!
工房系のランドセルブランドでは早くて年中さんのうちの11月ごろから請求受付を開始していますので、なるべく早いうちに動いた方が安心です。
2.ランドセルの形・機能で失敗した…
ランドセルの形選びで失敗!
ランドセルの形なんてどこも似たようなもの…ではございません!近年ランドセルのカラーバリエーションも増えましたが、形もお店によって様々です。
6年間という長い時間お子様が使っていて、不便に思ってしまったり、背負い辛そうになってしまうのは避けたいですよね。その中でも、ランドセルの形や機能で失敗してしまった…というよくある声をご紹介します。
・気に入ったデザインだったけれど小さめだったので、A4フラットファイルが入れ辛い。
・走るとランドセルが大きく揺れてるし、フィットしてないように見える。
・革の質感にこだわって購入したはいいものの、お手入れが面倒だったり雨に弱かったりなどで後悔。
・どうせボロボロになるから安いもので済ませようと思い、大手メーカーの中でもかなり安価なものを購入。見た目に関して最初は満足していましたが、いざ入学式で他の子供と比べたら、とてもチープな質感が目立って見えてしまった。
容量や機能もお店によってそれぞれ。
結局何を選べばいいの?
ランドセルは6年間しっかり使えて壊れず、不便でないものが一番好ましいですよね。かと言って、今や数多のランドセルがあって機能面では何を基準にして選べばいいかわからないという親御さんは多いのではないでしょうか。
そこでまず、近年の小学校や通学スタイルなどの環境から「絶対あった方がいい!」という機能や条件をご紹介します。
学校生活において大量なプリントの持ち運びに便利なA4フラットファイルは、大半の小学校でも使う機会が多いです。
もし小さいランドセルを買ってしまった場合、A4フラットファイル が入らずやむなくかぶせ部分に挟んで持ち運ぶ…なんてケースも。また、高学年になるにつれ、宿題や教科書・ノート・プリントも増え、ランドセルが小さく容量が少ないとかなり不便です。
ですので、ランドセルの容量はA4フラットファイルが入る大きさを選ぶと、容量自体も申し分なく安心です。
中村鞄のランドセルの機能紹介
箱型小マチにも、教科書やノートをしっかり入れられるので、高学年になって教材が増えても安心のサイズです。
サイズ:内寸(外寸)
高さ 31.0cm(35.0cm)
横幅 23.4cm(26.2cm)
大マチ12.3cm(マチ21.0cm)
小マチ3.0cm
ランドセルの素材は様々ですが、「人工皮革」「牛革」「馬革コードバン」が主流です。
そこでよく聞くお悩みが、「本革だからお手入れ必要ですか?」「やっぱり人工皮革の方が雨には強いですよね…(本革だと雨に弱いですよね)」というお言葉。確かに本革は水に弱く、変色や劣化をしやすいという特徴があります。
しかしご安心ください!近年のランドセルは本革でもしっかり防水加工を施されたものが多く流通しており、大半のものは雨に濡れてもOK!定期的なお手入れも必要ありません。しかし、中にはお手入れが必要だったり、雨を避けた方がいいランドセルもあります。特にヌメ革ランドセルなどは革本来の質感や経年劣化を楽しむものですので、雨に強いランドセルをお求めでしたら避けるべきです。
カタログやHP、またはお店にて「防水加工」がされているものか、「お手入れ不要」と書かれているかを事前にチェックしておくといいでしょう。
中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルは、防水効果と耐久性に優れたコーティング剤を使用しています。
耐傷加工:全ての素材に、強い摩擦を加えても傷がつきにくい特殊加工が施されています。
特殊防水加工:全ての素材に、水を弾く防水性に優れた加工が施されています。
決して軽いとは言えない量の荷物を6年間も背負わなければならない…そう考えると背負いやすく肩に負担の少ないものを選びたいですよね。そこで重要視したいのがランドセルのフィット感です。
もし肩や背中にきちんとフィットしていないと、肩の一点に重さが集中し、お子様の体に余計な負担がかかり、過度な肩への負担により姿勢の悪化や関節痛などの原因にもなります。
では、フィット感があるランドセルはどう選べばいいのか...やはり一番はお店に行って実際に背負って見てもらうのが一番です。
この状態で、肩を横にスイングしてみてランドセルが肩からずれ落ちなければフィットしていると言っても良いでしょう。
また、もし実際にお店に行く機会がなくて…という方は、まずベルトの形とクッションの分厚さをチェックしましょう。
ベルトの形がまっすぐだったり、厚みが薄かったりするものは長時間の使用で肩を痛める原因にもなるので、なるべくベルトの形は肩の内側へ入るようなカーブがあるもの、クッション材がしっかり入った分厚いものを選びましょう。また、背当てのクッションは6年感背負ってもへたらない素材でできているか、分厚いかを基準にして選ぶと安心です。
中村鞄のランドセルの機能紹介
見た目にもふっくらとした厚みと、どこを触っても別格の弾力を実感できます。耐久性に優れているので、6 年間この厚みを保ち続けます。お子様の体をやさしく包み込むような感覚をぜひ実感して下さい。
ゆるやかなカーブが自然と内側へ入るよう設計された肩ベルトは、走ったり跳んだりしても肩との間に隙間ができず、肩からずり落ちません。新立ち上がり背カンとの組み合わせにより、肩ベルトがしっかりフィットするので、軽く感じることができ、肩や腰への負担が軽減されます。
近年のランドセルは6年間お子様が使っても簡単に壊れないよう、様々な工夫が凝らされています。とは言え、ランドセルは革製品。乱暴に扱えば歪んだり凹んだりもします。
安価なランドセルや軽すぎるランドセルにありがちなのが、芯材が柔らかすぎたり、そもそも芯材が入っていないもの。そういったものは、高学年になる前に横の部分がくの字に折れてぺちゃんこになってしまうのは避けられません。
6年間型崩れしないランドセルを選ぶ際は、きちんとランドセルのボディに芯材が入っていて、硬く丈夫な素材でできているかどうかをチェックしましょう。
中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルには、型崩れを防ぐために丈夫な芯材が使用されています。イチョウの葉のような形をした強化樹脂は、曲げても元に戻る柔軟性を兼ね備えており、6年間使っても綺麗な形を保ってくれます。また、丈夫な芯材をランドセルのボディをぐるっと囲むように組み込むことにより、型崩れしにくい作りにしています。
一般的にランドセルは1000g~1500g程度の重量があり、素材によって重さが違ってきます。素材別にみると、人工皮革は1,000~1,200g、天然皮革の牛革は1,200~1,400g、コードバンは1,300~1,500gになります。その中でも、1400~1500gとなってくると大人でも結構重く感じます。
丈夫な牛革や馬革を選びたい場合は1200~1400gのものを選ぶと良いでしょう。
また、フィット感によっては重さの感じ方も変わってきます。重めのランドセルでも、フィット感に優れたものであれば肩にあまり負担になりません。
少しでも軽いものがいいけれど、人工皮革か~…人工皮革より本革の方が丈夫なんでしょう?と思われがちですが、実のところそうではありません。現代の技術で作られた人工皮革は、本革に匹敵するほどの耐傷性を持っています。ややデメリットなのが本革と比べると柔らかめで扱いによっては比較的型崩れが早いところがありますが、傷のつきにくさは抜群です。
通学路が長かったり、小柄な体格のお子様におすすめです。
中村鞄のランドセルの機能紹介
中村鞄のランドセルは機能を最大限に活かしたシンプルなフォルムが特徴です。ですので、比較的重くなってしまう馬革コードバンでも1350g程度、牛革でも1250g程度と脅威の軽さを実現しています。また、NASAスペースシャトルの座席に使われているシャトルクッションを背当てと肩ベルト裏に使用しており、フィット感も抜群です!
3.ランドセルのお店選びで失敗した…
ランドセルのお店選びで失敗!
ランドセルのお店選びで失敗なんてあるのか…?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実はお店選びで重視した方がいいポイントがいくつかあります。
・ランドセルを使っていて何年かしたら肩ベルト部分が壊れて背負えない状態に!周りのママに聞いたら、お店によっては修理してくれるサービスがあるとのこと。しかし、自分が買ったところは修理保証がなかったので、あえなく買い直しする羽目に…。
・ランドセルを修理してもらうことになったはいいけれど、修理に1ヶ月もかかり、その間ランドセルの貸し出しもなかったので1ヶ月ランドセルがなくて困った。
修理保証があるかどうかも決め手
いくら丈夫に作られた鞄とは言え、ランドセルは革製品です。扱いによっては早々に壊れてしまうケースも珍しくありません。そうなると安くはないランドセルを再購入…なんて事は避けたいところ。ランドセルのお店を選ぶときは、きちんと修理保証があるかどうかを確認しましょう。
また、お店によって修理保証の内容は様々。なるべく送料が無料のものであったり、ケースによって無料保証をしてくれるお財布に負担の少ないお店を選ぶと安心です。
中村鞄の安心のランドセル6年間無料修理保証
ランドセルに不具合が生じた場合は、まず弊社にご連絡下さい。
ランドセルの状態を確認し、修理にかかる期間などをご案内して修理いたします。
離島を含む日本全国で修理代・送料・代替ランドセル代全て無料です。
※内容によっては有料となるケースもございます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
4.ランドセルの購入時期で失敗した…
ランドセルの購入時期で失敗!
ラン活において一番気をつけなければいけないのが、こちらのランドセルの購入時期です。
近年ランドセル業界での販売時期は年々早まっており、なんと2022年には、早くて年中さんの3月から販売を開始していました。
ラン活初心者の方から、上の兄弟のものを買ったはずの先輩ママもやってしまう、よくある販売時期のうっかりミスをご紹介します。
・入学式直前で大丈夫だろうと思って12月ごろにランドセル屋さんに赴いたら、もうほとんど完売だった!こんなに早いとは思わなかった。
・お兄ちゃんの時は9月ごろに行っても余裕だった、と思って行ってみたら欲しい色が完売していた。
・ランドセルはずっと売っているものだと勘違い。まさか生産量が決まっているとは思わなかった
小学校入学直前じゃ間に合わない!いつ頃購入したらいいの?
ランドセルの販売時期は年々早まっており、工房系などの生産量が限られているブランドでは冬ごろにはもうほとんど完売しています。
ではいつ頃買えば安心なのか、数パターンのママのラン活スタイルをご紹介します。
あらかじめ先輩ママさんなどの動向やお話を見聞きしていたAさんはお子様が年中さんの時点で、色々なランドセル屋さんのカタログを請求したり、ランドセル屋さんに下見に赴いたりと準備万端!中には年中さんのうちに背負わせてみようと、年中さんの夏頃に来店される方も。
早いに越したことはない、年中さんの冬までにはお店を絞れるところまでサーチしておくと、大変余裕のある状態でランドセルを選ぶことができます。
*ただ、早すぎることもデメリットにつながることがあります。
年中さんのうちにがっつりランドセルを決めてしまうと、その次の年に販売するラインアップでは希望の色が廃盤になっていたりすることも。また、お子様の自身のお好みの変化等もあるので、とても早い段階でこれ一本!と決めすぎてしまうのはリスクがあります。
先輩ママのアドバイスや、SNSなどの投稿を見て、いいなと思ったランドセル屋さんのカタログを年中さんの冬頃から意識して集めだしたBさん。
周りの人から早い方がいいとよく言われていたので、4月~5月くらいに目星をつけていたお店に赴いてランドセルの候補を出しました。祖父母の意見も聞きたかったため、やや遅くはなったものの夏までには色を決定して購入。なんと希望していた色ではなかったので安心したものの、夏には2色ほど完売になっていたものが…。
あらかじめランドセル選びを早い段階で意識しておくと、まず購入時期で失敗することはないかと思います。特に工房系をご希望の方は、大半の方が夏頃にはランドセルを決めて購入されることが多く、5月のゴールデンウィークくらいが購入が集中するピークでもあります。
また、夏頃を過ぎてしまうと、特に生産量の少ない工房系のランドセル店では完売が一気に出てしまうことも。春頃までにはお店を絞り、だいたいの完売時期や機能などについて質問してみると安心です。
冬頃にランドセル屋さんに行ったCさんはなんとびっくり、希望のブランドのランドセルは全て完売になっていて、やむなくデパートなどの百貨店で購入…もっと早く動けばよかったと後悔。
自分の子供の頃や、上の兄弟のタイミングなどを参考にしてしまうのは要注意です。今はランドセルの購入時期はとても早く、入学式の一年前に決めてしまうくらいがちょうど良いのです。
もし、先輩ママのSNSやブログなどを見て「あの色がいいな!」と思ったら、必ず早めに行動しましょう。だいたい4月~5月の間にランドセルのお店に行けば余裕を持って色を選ぶことができます。
* 工房系のランドセルでは、秋頃になるとアウトレットランドセルなどを販売する時期でもあります。アウトレットランドセルとは、いわゆる型落ちの物。お店によって種類があり、難あり・傷あり(新品)などは製造上傷がついてしまったりなどで弾かれた物。展示品などは、展示会やお店で展示されており何回か試着で使用された物。とはいえ、きちんと公式のお店から販売されるランドセルなので、使用上の品質は全く問題ないものです。
通常の価格よりも30%~60%引きのお値段だったりと非常にお得。お店によってはもっと早く販売していたりもしますので、お得な価格で狙いたいのであれば必ずそのブランドのHPを確認しましょう。
5.これだけ押さえておけば間違いなし!
迷わないためのラン活ルール
最低限これだけ押さえておこう!失敗しないランドセル選びの条件とは
ランドセル失敗談あるあるをある程度ピックアップしてご紹介しましたが、失敗例は決して少なくはありません。
それにラン活について検索すると数多の情報が出てきて、何を参考にしていいかわからなくなりますよね。
そこでランドセル工房の視点で、これだけ押さえておけば大丈夫というポイントをお伝えします!
1.色やデザインを選ぶならとにかく早く行動すること。春~夏には購入する予定を立てましょう。
2.A4フラットファイルが入るサイズを選ぶ。
3.重さを気にするなら、1000~1400gの中で選ぶ。
4.極力定期的なお手入れが必要ないものを選ぶ。
5.頑丈な芯材が入っているものを選ぶ。
6.修理保証があるお店を選ぶ。
7.防水加工がされているものを選ぶ。
まず最初にランドセルをどんな基準で選べばいいのかは、この7点。
ここから、この基準を満たしてくれそうなランドセルを販売しているブランドを絞り、実際に背負って見て背負い心地を確かめてみるといいでしょう。
選び方はいろいろ!条件を絞ってラン活しよう
ラン活を意識している方にとってのお悩みポイントは多岐に渡ります。「色・デザイン」「革の種類」「重さ」など。
それらの全ての条件や問題を解決してくれるランドセルを見つけるのは、とても難しいです。
まず、あるポイントを基準にしたランドセルの選び方やおすすめをご紹介いたします。
革の種類は主に「人工皮革」「牛革」「馬革コードバン」があります。
その中でとにかく丈夫なランドセルが欲しい!という方には牛革・馬革コードバンがおすすめ。丈夫さを求めてしまうと、どうしても重量は上がります。
「馬革コードバン」は、かなり重い革ですが、革の密度が高く6年間乱暴に扱っても滅多に型崩れしない強さがあります。デメリットは、高級感を出すためスムース加工(ツヤ加工)を施しているため、小キズが目立ちやすいところ。
「牛革」は馬革ほどではないけれど、人工皮革と比べると硬く丈夫です。もしお子様の扱いが不安で、傷も目立って欲しくないのであればこちらがおすすめです。
丈夫さも欲しいけれど、軽さも欲しい。そういった方には「人工皮革」と「牛革」がおすすめです。
軽さをより重視するなら、「牛革」でも1000g~1200g代のものを選びましょう。
「人工皮革」は丈夫じゃないのか?といえばそうではありません。昨今の「人工皮革」は天然皮革に相当するほどの耐傷性を持っているものが多く、丈夫さは十分あります。デメリットとしては、革が柔らかめで、どうしても型崩れは比較的しやすいこと。もし1000g~1200g代の「人工皮革」を選ぶなら、きちんと内部に頑丈な芯材が入ったものを選びましょう。芯材がしっかりしていれば、多少の潰れは防ぐことができます。
結論、お子様のお好みを優先させましょう。
6年間背負うのはお子様自身であり、統計的に高学年の頃には「ものを運ぶためのもの」という認識が強くなり、色やデザインにはこだわらなくなります。
逆にお子様が拒絶したのに、親の意見を押し通すのは全くのNG行為です。一度でもマイナスの感情を持ったものを、6年間背負うなんて事は避けましょう。
もし高学年になって飽きてしまうのでは…と不安に思ったら、まず好みのデザインを取り扱っているブランドを何店か絞って、それからお子様自身に選んでもらいましょう。
6.まとめ
ランドセル選びで失敗しないためには、ある程度お店のリサーチは必要不可欠です。
また、百聞は一見にしかず、お店や展示会に訪れて実際に背負って見ることが何よりも大事です。たくさんある情報に惑わされずに、特に「これ!」というポイントを押さえてからお店に行き、余裕を持って選べるとベストですね。
ぜひ、この記事もご参考にしつつランドセルを選んで見てください。
ご入学用ランドセルの新ラインアップを公開中!
中村鞄製作所のランドセルは、お父さん、お母さん、そしてお子様のニーズを満たせるシンプルでモダンなデザイン。背中をしっかり支える優しい背負い心地と、飽きの来ないデザインで時代を問いません。
ぜひ、中村鞄製作所のランドセルをチェックしてみて下さい!
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カタログはラインアップはもちろん、職人のこだわりや背負いやすさのひみつなど、中村鞄製作所のランドセルについてしっかり知ることのできる1冊です。
革見本帳は実際にランドセルに使われている革や縫製糸をカットしたものをご覧いただける優れものです。
ぜひ素材の違いや手触りなどをお確かめ下さい。