RANDSEL COLUMN

ランドセル選び方 コラム

ランドセルって雨に濡れても大丈夫?
雨に濡れた時のお手入れ方法と対策について

ランドセルって雨に濡れても大丈夫?雨に濡れた時のお手入れ方法と対策について

1.ランドセルって雨に濡れても大丈夫?

本革のランドセルは雨濡れNG?!

本革のランドセルは雨濡れNG?! 本革のランドセルは雨濡れNG?!

ランドセルは革で出来ているから、水に弱いのでは?特別なお手入れが必要なんじゃないの?と不安に思われるお声を時折お店でも聞きます。 ランドセルは6年間使うものだから、丈夫でなくては困りますよね。
近年のランドセルは、本革でもほとんどの物が防水・撥水加工を施されているのでそこまで心配しなくても大丈夫です。しかし、中には水濡れ厳禁!なランドセルもあります。
それはヌメ革など、革本来の質感や経年劣化を楽しめる、表面に何もコーティングをしていない革です。そういった革に水滴が落ちただけで、水ぶくれや水滴の跡がくっきりついてしまったり。ですので、雨に対する強度をお求めでしたら、本革でもしっかり「防水加工」をしてあるランドセルを探しましょう。

ランドセルの素材はどれが一番雨に強い?

ランドセルの素材はどれが一番雨に強い? ランドセルの素材はどれが一番雨に強い?

防水加工の有無を省いて言うと、本革は水に弱く、人工皮革が一番雨に強いです。
ただ、最近では本革でもしっかり防水加工を施されているランドセルが多いので、そこまで大差はない場合がほとんどです。

雨に強いかどうかは、防水・撥水加工がきちんとされているかで決まります。水に弱い本革であっても防水加工が施されていれば、雨に強い人工皮革と差はありません。
ランドセル屋さんでは必ずチェックして見ましょう。

中村鞄の防水加工 中村鞄の防水加工

中村鞄製作所のランドセルは全ての素材に防水加工が施されているので、雨が降っても安心!
本革のランドセルでもしっかり雨を弾きます。

また、あまり知らない方が多いのが「ファスナーポケット」からの雨水の侵入です。

雨の日_ラウンド型

ポケットの側面までファスナーが付いた「ラウンド型」は、雨の強さや角度によっては、側面のファスナーから雨水が侵入する可能性があります。

雨の日_ストレート型

ランドセルの上部にファスナーが付いた「ストレート型・旧ストレート型」は、外からファスナーが見えないので、雨に濡れず、雨水の侵入を防ぎます。
中村鞄は「ストレート型」を採用しているので、雨の日も安心してお使いいただけます♪

【中村鞄のランドセル基本機能】
中村鞄製作所のランドセルは防水加工の他に、たくさんの安心・安全設計がございます。 職人のこだわり抜いた背負い心地や安全性、素材についてご紹介しています。

2.ランドセルや教科書を雨から守る! 対策や必須アイテムの紹介

雨や雪対策に!雨カバーやレインコートを活用しましょう

ランドセルや教科書を雨から守る! ランドセルや教科書を雨から守る!

雨に弱い本革でもランドセルカバーがあれば安心!ランドセルの全体をすっぽり覆うタイプのカバーや、ランドセル対応のレインコートなどもあります。
すっぽり覆うタイプの雨カバーは、横からの雨の侵入を防ぎ、中の教科書やランドセル本体を水濡れから守ることができます。

また、横殴りの雨の中を傘をさして歩くのは難しい上危険なので、そういった時はレインコートも大変おすすめです。ランドセル対応のものであれば、ランドセルを背負ったままでもサッと羽織ることができて便利ですし、目立ちやすい色なら視野の悪い雨天でも車道では安心感があります。

中村鞄製作所ではランドセルと一緒に、全体を覆うタイプの雨カバーをプレゼントしております。雨の日にぜひご活用ください!
ここで注意!
ランドセルカバーの中には安価なビニール製のもので、夏の日差しなどに長時間晒された結果、ランドセルのかぶせ部分にカバーの装飾プリントが転写されてしまうケースがございます。 ですので、模様がプリントされているビニール製のカバーなどの、長時間つけっぱなしの使用はおすすめしておりません。

【そのランドセルの使い方、間違ってるかも!】
6年間使っても大丈夫!というランドセルでも、結局は革製品。他にもやってはいけないNG行為、実は結構あります!ぜひ、ご参考にしてみて下さい。

ランドセルが濡れた時のお手入れ方法

ランドセルが濡れた時のお手入れ方法 ランドセルが濡れた時のお手入れ方法

ランドセルはどんなに丈夫なものでも、革製品には違いありません。防水加工を施されたものでも雨に濡れたまま、風通しの悪い場所などで放置されてしまうとカビの発生や革のひび割れを起こし、ゆくゆくは修理に出さないと使えない…という劣化の原因になってしまいます。
ですので、ランドセルが雨に濡れてしまった日は、きちんと水をタオルなどで拭いてから保管しましょう。
ここで注意!
もし、万が一にもランドセルを雨ざらしにしてしまって、中身までぐっしょり…になってしまった時でも、早く乾かそうとしてドライヤーを当ててしまうのはNG!人工皮革や本革でも、高熱や急激な乾燥により革が変形してしまう恐れがあります。もしそういった場合でも焦らず、中身まで乾いたタオルで拭き、風通しの良い環境で乾かしましょう。

また、防水加工(コーティング)がされていない本革の場合はできるだけ早めの対処を。帰ってきたらすぐ水気をタオルで拭き取りましょう。もしヌメ革ランドセルなどで、水滴の跡がついてしまった時は、敢えて水で濡らしたタオルなどで全体を優しく湿らせていき、自然乾燥でじっくり乾かします。そして仕上げにレザークリームで全体に保湿&防水対策をしてあげましょう。雨に弱い本革でも、しっかりレザークリームなどでお手入れしてあげると、きちんと水を弾いてくれるようになります。

雨の日の登校必須アイテム

雨の日の登校必須アイテム 雨の日の登校必須アイテム

軽い雨の日
1.ランドセルの雨カバー
2.傘
3.タオル

ランドセルカバーをつけて、いつも通り傘をさして登校しましょう!
ランドセルやお洋服が濡れてしまった時のために、タオルやハンカチを持たせておくと安心です。

激しい雨の日
1.雨カバーorレインコート
2.傘
3.ビニール袋
4.替えの靴下
5.タオル

激しい雨の日はランドセルをすっぽり覆うタイプの雨カバーやレインコートを活用しましょう!ただ、低学年のうちは雨に濡れてビショビショになったカバーやレインコートをそのままランドセルに教科書と一緒に入れてしまったり、ロッカーに突っ込んでしまったりすることも。そういうことがないように、雨カバーやレインコートを入れるビニール袋などを持たせてあげてあげると◎

3.まとめ

長く綺麗に使うためには、どんなものでもお手入れは必要です。
防水・撥水加工がされているランドセルでも、軽く水気を吹いてあげる等の雨の日のお手入れをなるべくやってあげましょう。たまに、長いお休みのタイミングで通気性のいい場所でリフレッシュさせてあげると更にGOOD!
この記事をご参考に、雨の日の対策方法をぜひ実践してみてくださいね。

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中村鞄製作所のランドセルは、お父さん、お母さん、そしてお子様のニーズを満たせるシンプルでモダンなデザイン。背中をしっかり支える優しい背負い心地と、飽きの来ないデザインで時代を問いません。
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