手作りランドセル中村鞄製作所

RANDSEL COLUMN

ランドセル選び方 コラム

ランドセルの素材は何を選べばいい?

ランドセルの素材は何を選べばいい?

ランドセルを選ぶにあたって、最初は何を基準に選べばいいか悩まれる方が多いのではないでしょうか。
どのメーカーで選べばいいか、どの素材を選べばいいのか。カタログや店頭の商品を見比べてもいろいろありすぎてわからなくて迷ってしまいますよね。
 
天然皮革?人工皮革?どっちがいいの?そもそも何がどう違うかわからない!という方も安心してください。
今回は多くの方が悩むポイントでもある「ランドセルの素材」について、それぞれの素材の良い点や気になる点を紹介しながら説明していきたいと思います。

1.ランドセルの素材の違いについて知ろう

ソフト牛革 ソフト牛革

ランドセルは、大きく分けると天然皮革人工皮革の2種類に分けられます。
昭和30年代の高度経済成長期に一般家庭の子どもたちにも広まっていったランドセル。当初は天然皮革のものが主流でしたが、その後昭和40年ごろにクラリーノを代表とする人工皮革が誕生し、新たな素材として使われるようになりました。
今の小学生の親が子どもだった時代には、天然皮革も人工皮革もすでに身近なものであったのではないでしょうか。
 
現在、天然皮革も人工皮革も当時よりさらに研究開発がすすみ、耐久性や防水性などにかなりの進化を遂げており、カラーなどのバリエーションやデザインも増え、さらに背負いやすさや安全性能面でも工夫がなされています。

天然皮革ってどんな素材?

天然皮革とは、牛や馬などの動物に皮を使ったもので、本革とも呼ばれます。
ランドセルで主流なのはやはり牛革です。ヌメ革(表面加工などを行わずナチュラルなもの)のランドセルを除き、ランドセルの牛革には特殊なコーティング加工がなされているので耐久性、防水性の面でも安心できます。
 
また、牛ではなく馬の皮を使ったコードバンと呼ばれる素材は、馬のお尻の部分のみを使い、一頭からランドセルのかぶせ2枚分しかとれないのでとても希少性が高く革のダイヤモンドとも言われています。

人工皮革ってどんな素材?

人工皮革とは、天然皮革の構造を人工的に模して、化学繊維で作られた素材です。軽くてしなやか、防水性も高いのが魅力です。
現在ではクラリーノやベルエース、コードレ、タフガード、ベルバイオなどさまざまな魅力ある製品が出ています。

2.みんなは何を選んでる?その理由は?

ランドセルを6年間使う人は少ない? ランドセルを6年間使う人は少ない?

ランドセルの素材としては、コードバン、牛革、人工皮革(クラリーノ、ベルエース等)の3種類が主流のようです。
では、ランドセルを実際に選んだ方は、それぞれの素材をどういった理由で選んでいるのでしょうか。

コードバンを選ぶ理由は?

品格高い質感と丈夫さを誇る馬革コードバン 品格高い質感と丈夫さを誇る馬革コードバン

・革のきめ細かさ、艶やかさが美しい
・牛革よりもさらに耐久性があり、美しさを保つことができる
・使い込むほどに体に馴染む
・型崩れがしにくい
 
コードバンのその光沢と艶やかさは他の素材にはない高級感のある美しさを印象付けます。
貴重な素材であるため各メーカー各工房でも限られた数しか製造していないので、早い段階で品切れになることも。
中村鞄製作所でも、最高品質の革を使いしなやかで上質な馬革コードバンランドセルを取り揃えています。コードバンのランドセルが気になっている方は、早めのチェックをオススメします。

牛革を選ぶ理由は?

男の子ウケ◎ダークカラー 男の子ウケ◎ダークカラー

・耐久性に優れている
・人工皮革にはない上質さがある
・同じ天然皮革のコードバンに比べて価格がお手頃
・天然の革なので使い込むうちに体に馴染む
・型崩れがしにくい
 
近年その魅力が再認識されている牛革ランドセル。年々人気は加熱し、人気モデルは早々に品切れになることも多いそうです。
その理由はやはり、天然の革の持つ上質さと丈夫さであると思います。その違いは6年間使い続けていくうちにへたりやハリといった見た目の部分に出てきます。
ひとくちに牛革と言っても各メーカー各工房でさまざまな違いがあるので、各社のこだわりをぜひ知った上で選んでみてはいかがでしょうか。
 
中村鞄製作所がつくる牛革ボルサランドセルは牛革の中でも特に上質の革を加工したものを使用しています。
軽さと丈夫さを追求して作っているので、牛革でありながら1,250g前後と軽めの作りになっているのも特徴です。革に施された特殊コーティング加工が、雨や傷などから守ってくれるので、6年間安心して使うことができます。

人工皮革を選ぶ理由は?

女の子に大人気!かわいいパステルカラー 女の子に大人気!かわいいパステルカラー

・天然皮革のものに比べて軽いのが魅力
・デザインやカラーがたくさんあって子どもが好きなものを選べた
・お手入れ不要という点が気に入った
・選択肢がたくさんあり、予算内で探すことができた
 
今や大型のショッピングセンターやデパートでは一年中展示してあるランドセル。
カラフルで凝ったデザインの人工皮革のランドセルがたくさん置いてあります。子どもがまず目に触れるのはこういったランドセルの一つだったという方も多いでしょう。
子どもと一緒にあれこれ選ぶ楽しさがあるのは、デザインが豊富な人工皮革のランドセルならではですね。
 
人工皮革のランドセルも、各メーカーは素材やつくりに工夫を凝らしているので6年間の使用に不安な点は見当たりません。万が一故障した時のために6年間保証がついている信頼できるものを購入するのが良いと思います。
 
人工皮革の素材自体にも今ではさまざまな種類があるようです。有名なのはクラリーノですね。
株式会社クラレが世界で初めて開発した人工皮革クラリーノは歴史も古く、人工皮革の中でも多くのシェアを誇っています。
ただ、クラリーノ以外の人工皮革素材にも選ぶ価値のある素晴らしいものがたくさんあるので、ぜひ注目してみましょう。
 
例えば人工皮革ベルエースは、中村鞄製作所が特注で開発した人工皮革の中でもトップクラスの性能を持つ素材です。
人工皮革のランドセルにはどうしてもひび割れや剥がれが起きてしまう欠点がありましたが、それらの欠点を補って対傷性、防水性に特に優れて開発されたのが中村鞄の人工皮革ベルエースランドセルなのです。

3.コードバン、牛革、人工皮革、結局どれがオススメなの?

それぞれの良い点、選ばれる理由をあげてきましたが、
「それぞれにメリットがあるのはわかったけど結局のところはどれがオススメなの?」という声が聞こえてきそうです。
そんな方のために、比較検討になりやすい①重さ②耐久性③値段の3点からそれぞれの素材をみていきたいと思います。

ランドセルの重さを素材別に比較

丈夫なランドセルを買いたい! 丈夫なランドセルを買いたい!

ランドセル自体の重さが一番少ないのは、人工皮革ランドセルです。1,000〜1,200gで、中には1,000g以下のものもあります。
 
次に牛革のランドセルで、1,200〜1,400g程度の重さです。
 
一番重たいのはコードバンのランドセルで、1,300〜1,500gあり、3つの素材の中では一番重いランドセルとなっています。
 
中村鞄のランドセルは、人工皮革ベルエースランドセルで1,120g前後、牛革ボルサランドセルで1,250g、馬革コードバンランドセルで1,350gとなっており、どの素材も比較的軽めに作られています。
 
ランドセル症候群という言葉があるように、近年ランドセルの重さが問題視されています。
重さの理由はランドセル自体の重さというより通学時の教科書類や筆記用具等の荷物の多さが原因なのですが、親として少しでも軽くしてあげたいという思いはランドセル選びにも影響しているようです。
 
ランドセルの重さは検討するために大事な項目ではありますが、実際の重さだけで判断するのは危険です。
たくさんの荷物を入れた時に肩ベルトが食い込んだり前屈みになっていたりすると子どもの体に想像以上に負担がかかります。ランドセル自体の軽さだけで判断せずに、肩ベルトの形状やクッションの性能を合わせてチェックしましょう。

ランドセルの耐久性を素材別に比較

牛革・馬革など本革ランドセルを買いたい! 牛革・馬革など本革ランドセルを買いたい!

3つの素材の中で、抜群に耐久性に優れているのはコードバンです。牛革と比較しても2〜3倍の強度を持つようです。
 
次に耐久性に優れているのは牛革ランドセルです。コードバンに劣るとはいえ、6年間の使用では問題なく型崩れも起こしにくいです。
 
他の2つの素材に比べると劣るかもしれませんが、人工皮革も6年間の使用に十分な耐久性を持っています。ただ、かぶせのハリがなくなってへこみやすくなったり、型崩れしやすいという点では少し心配な面もあります。
 
また、ランドセルの故障事例で肩ベルト部分に負荷がかかってちぎれてしまうことがあるようですが、これも人工皮革のランドセルで多くみられるようです。人工皮革を選ぶ際は信頼できるメーカーや工房のものを選ぶことをオススメします。

ランドセルの価格を素材別に比較

できるだけ低コストでランドセルを買いたい! できるだけ低コストでランドセルを買いたい!

価格的に一番リーズナブルなのは、一般的に人工皮革のものと言われます。
次に牛革、一番価格帯が高いのはコードバンです。
 
3つの素材を揃えているメーカー、工房などで、同じようなデザインのものを価格だけで比較すると人工皮革<牛革<コードバンという順番になります。
 
もちろん、人工皮革の中にも牛革やコードバンと同じ価格帯で販売している商品もあるので一概にはいえませんが、3つの中でコスト的に優れているのは人工皮革のランドセルということになるでしょう。

4.まとめ

今回はランドセルの素材という点に着目して、天然皮革であるコードバンと牛革、そして人工皮革の3つの素材をそれぞれの良い点を拾い上げながら比較検討してみました。
 
ランドセルを選ぶ人によって決め手となるポイントはそれぞれ異なると思います。どんな理由で選んだとしても、親と子どもが一緒に考えて納得のいくランドセル選びができればそれが何より一番です。
今回の記事がこれからランドセルをどのように決めようか悩んでいる方にとって何かヒントになれば幸いです。

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