手作りランドセル中村鞄製作所

RANDSEL COLUMN

ランドセル選びのコラム

賛否両論の【さんぽセル】
小学生が開発した
重すぎるランドセルを解消するアイテム

賛否両論の【さんぽセル】小学生が開発した重すぎるランドセルを解消するアイテム

皆さん、話題の「さんぽセル」をご存じですか?
さんぽセルは小学生がアイデアを出し合って、商品化されたアイテム。
ランドセルの重さを軽減できる便利なアイテムですが、発表されるやいなや各方面からさまざまな意見が飛び出しました。

今回はそんな賛否両論のさんぽセルについて解説します。
コラムの後半では中村鞄のランドセルの魅力もお伝えしますので、ぜひランドセル選びの参考にしてくださいね。

1.さんぽセルとは

話題のさんぽセルは、ランドセルの重さによる負担を軽減するために開発された商品です。さんぽセルの歴史や特徴をまとめました。

話題のさんぽセルを紐解くヒントを、詳しく見ていきましょう。

さんぽセルの考案者は小学生

さんぽセルの考案者は小学生 さんぽセルの考案者は小学生

さんぽセルの考案者は栃木県日光市に住む小学生ら6名。
小学3年生から6年生の兄妹を中心メンバーとして、夏休みを利用して約3ヶ月間かけて考案されました。2021年11月10日より事前予約が開始されたさんぽセルは、発表されてすぐに話題を集めました。

商品として販売するに当たり、アイデアを実現してくれる大人の協力もありました。
子どもたちの起業に出資を行っている企業である「悟空のきもちTHE LABO」が協力し、商品化に至ったそうです。

さんぽセルの特徴

さんぽセルは国内全ての規格のランドセルに取り付け可能な商品です。
軽量かつ耐久性に優れているアルミニウムフレームを使用しています。重さはたったの280グラムと超軽量。伸縮可能なスティックで、95〜150センチまで伸び縮み可能です。

キャリーとして使用しない際も、ランドセルにつけたままでOK。
さんぽセルを取り付けたままで、ランドセルを背負うこともできます。消耗品であるタイヤ部分は交換式になっており、定期的な交換でより長く使用できるの嬉しいですね。
また、収益の一部は廃校の遊び場づくりの資金として利用されます。

既存の発想に囚われない斬新なアイデアで、多くの話題を集めました。

2.さんぽセルへの賛否両論

さんぽセルへの賛否両論 さんぽセルへの賛否両論

目新しい商品の登場は、ニュースで取り上げられ話題を集めました。すると、各方面から大きな反響が返ってきたのです。その中には批判のコメントも多く寄せられました。

さんぽセルに寄せられた批判コメントのお主な内容は
・ランドセルは背負うものだ
・事故の原因になる
・昔は重いランドセルを我慢していた
・筋力が弱まる
というもの。

ツイッター上には、

「さんぽセル違和感しかない。
我々も昔子供だった。学校には二宮金次郎の薪を背負った像があって、ランドセルみたいって思ってた。
いまの子供は体力が無いでしょう。我々は毎日走り回ってた。そうやって体力が自然につく。
違和感しかない。·Twitter for i午後2:53 · 2022年7月13日Phone」(Twitterより引用

「さんぽセルって小学生が考えたのはすごいし良いことだと思うけど道路が綺麗なところばかりじゃないし引いて歩くのってもそもそもが危険だとは思うんだよなぁ
一番良いのは置き勉なりなんなりで重量落としてランドセル背負う事なんじゃないかなぁ
いや別にランドセルじゃなくても良いと思うけどw午後9:22 · 2022年7月12日·Twitter for Androi」(Twitterより引用

などの意見が投稿されていました。
一方、肯定的な投稿も。

「先月、さんぽセルというものが話題になった。
ランドセルの負担軽減を目的に、小学生が中心となり、大学生と共に開発した。しかし、これに対して大人たちから批判が相次いだ。
でも、実際に背負うのは子供たちである。周りが好きに言うのは簡単だが、当事者の意見や問題自体から目を背けてはならない。午後6:01 · 2022年7月12日·SocialDog for Twitter」(Twitterより引用

賛否両論を集めているさんぽセル。今後商品が手元に届き使用者が増えるにつれ、今まで以上にさまざまな意見が集まりそうですね。

小学生を悩ませるランドセルの重さ問題

小学生のランドセルが重いことは、誰もが経験上知っていると思いますが、なぜ昨今ランドセルの重さが話題に上がるのでしょうか?
ランドセルの重さ問題には、脱ゆとりやデジタル社会ならではのいくつかの理由があります。

現代ならではの問題点も含め、ランドセルが重くなってしまう原因を探りました。

教科書のボリューム増

教科書のボリューム増 教科書のボリューム増

子供の個性を重視するゆとり教育が始まった2002年の教科書のボリュームと、現在の教科書のボリュームには大きな差があります。
2002年には8教科の合計で1.34キロだった教科書が、2018年には2.70キロと倍以上の重さになっています。
(参考:東海テレビhttps://www.tokai-tv.com/newsone/corner/20181106.html)
教科書の他に水筒や体操着、ランドセル本体の重みも加味すると、かなりの重さに。
ランドセルメーカーのセイバンが2018年に行った調査では、全小学生平均でランドセルの重さは約4.7キロもあるそうです。

また、アメリカの小児科学会では、ランドセルの重さは体重の10%を超えないほうが良いと発表しています。
文部科学省の平成13年度の調査では小学1年生である7歳男児の全国平均体重は、24.3キロ。
この10%は2.4キロ程度です。昨今の小学生のランドセルは、推奨されている基準よりも遥かに重いことが分かります。

「置き勉」できない現状

色選び以外で失敗しないランドセル選び 色選び以外で失敗しないランドセル選び

置き勉とは、いわゆる学校に教科書を置いて帰ることを指しています。置き勉が可能であれば、小学生は重い教科書を持ち歩く必要がありません。

文部科学省は平成30年に「児童生徒の携行品に係る配慮について」として、置き勉を容認する旨を発表しています。いわば、国から置き勉のゴーサインが出ているわけですが、多くの学校ではまだまだ置き勉は禁止。重い教科書を持ち歩く現状は変わっていません。

置き勉が禁止な理由は学校によって異なりますが、多くは盗難などの問題を防止するためだそうです。置き勉が可能になれば、持ち帰るのは必要最低限の教科書になり、ランドセルの重さ問題もかなり改善されるでしょう。

デジタル化に伴う負担の増加

最近では教科書のデジタル化も行われています。
文部科学省は「GIGAスクール構想」として、学習の場でのタブレットの導入を進めています。全ての教科書がタブレット内に収まり、活用が本格化したらランドセルの重さ問題は飛躍的に解消するでしょう。

ですが、実際はまだまだ移行途中であり、多くの小学生が重いタブレットと教科書をダブルで持ち運んでいるのが現状です。
文部科学省の構想と教育現場での進行状態に、ギャップが拭えていないのかもしれません。

重いランドセルを背負うことで生じる弊害

ランドセル症候群とは ランドセル症候群とは

では、重いランドセルを背負うことで、子どもたちにどのような弊害が生じるのでしょうか?

重いものを長時間背負うことで、肩こりや腰痛が生じることは想像できますが、実際はもっと重い症状を呈する可能性も。
重いランドセルを背負っていると、バランスを取るために前傾姿勢になり、肩甲骨や背中にも負担がかかってしまうそうです。またこれらは一時的な負担ではなく、背骨の湾曲などの原因になることも。

ランドセルの重さによる体への負担から、心にも不調をきたすこともあります。
ランドセルが重いことで登校拒否につながることも考えられ、事態は想像より深刻かもしれません。

3.中村鞄のランドセルの特徴

最後に中村鞄のランドセルについて紹介します。
1960年創業の、長い歴史を持つ中村鞄のランドセルには、子供に優しい工夫がたくさん。こだわりの素材で作られた背負いやすいランドセルの特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴① 体にフィットして背負いやすい

ポケットの種類を知ろう ポケットの種類を知ろう

中村鞄は、背負いやすさが段違い。背中に当たる部分や、肩ベルトには特殊なシャトルクッションを採用しています。シャトルクッションとは、アメリカ航空宇宙局NASAで宇宙飛行士の体を守るために使用されているクッションです。
お子さんの体温でゆっくりとへこみ、体に優しくフィットします。また、耐久性に優れているので6年間背負い続けても弾力を保ち続けてくれます。

また、肩ベルトの形状も背負いやすさを追求したデザインです。
ゆるやかなカーブ形状で、自然と肩にフィットします。走ったり、ジャンプしても肩とランドセルの間に隙間ができにくく、ずり落ちづらい設計です。肩ベルトを固定する背カンとの組み合わせにより、肩への負担が軽減され、軽く感じます。

特徴② 軽さを重視した特注の素材

牛革・馬革など本革ランドセルを買いたい! 牛革・馬革など本革ランドセルを買いたい!

中村鞄のランドセルは厳選された特注素材で作られています。
ランドセルに使用されている人工皮革ベルエースは、軽さにこだわった素材です。傷、雨に強く耐久性にも優れています。まさに軽さと耐久性を兼ね備えた、ランドセルに最適な素材ですね。

4.【まとめ】ランドセル選びは重さを軽減できるかも重視しよう

いかがでしたか? 今回は話題のさんぽセルについてまとめました。
ランドセルの重さは、私達大人の想像以上に子どもたちの負担となっています。
ランドセル症候群など、体や心への負担を軽減するためにも、ランドセルの重さには注意が必要です。

ランドセルを選ぶ際は、本体の重さや背負いやすさもチェックしましょう。
背負いやすいランドセルを選ぶことで、お子さんの体への負担を軽減することができますよ。

中村鞄製作所のランドセルラインアップ

中村鞄製作所のランドセルは、お父さん、お母さん、そしてお子様のニーズを満たせるシンプルでモダンなデザイン。背中をしっかり支える優しい背負い心地と、飽きの来ないデザインで時代を問いません。
ぜひ、中村鞄製作所のランドセルをチェックしてみて下さい!

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