ランドセルをリメイクしてみませんか?
おすすめグッズと注意点

6年間、お子様と過ごしたランドセル。そのまま捨てるのは少し勿体無いですよね。特に丈夫なランドセルをお使いの方は、6年間経ってもへたらず、まだまだ使えそう、という方もいらっしゃるかと思います。
そのまま押し入れなどにしまっておくと、知らない間に革が劣化してボロボロになってしまった…なんてこともあります。
こちらでは、ランドセルのリメイク方法・注意点をご紹介します。使い終わったランドセルの保管方法についてお悩みの方は「ランドセルリメイク」なんていかがでしょうか?
1.そもそもランドセルリメイクって?
ランドセルリメイクとは、6年間使ったランドセルの革や金具などをそのまま再利用し、新しいアイテムに作り替えることです。リメイクするアイテムや店によってかかる日数や料金は変わります。
2.どこでリメイクしてもらえる?
購入したランドセルメーカーでリメイクをお願いする場合と、リメイク専門店で注文する場合の2パターンあります。それぞれメリットデメリットを紹介します。
購入したランドセルメーカー

購入したランドセルメーカーのメリットは、自社製品なので、リメイクできない素材がないというところです。
【リメイク前に気をつけること】でもお話ししますが、一部の店では本革しか取り扱いがない場合があります。
しかし、リメイクできるアイテム数が少ないというデメリットがあります。
リメイク専門店

その点、リメイク専門店なら定番のミニランドセルから実用的な財布やバッグなどその数は多岐にわたります。
おすすめの選び方
(ランドセルの素材に関して)安心してリメイクしたい方
→【購入したランドセルメーカー】
たくさんの種類から選びたい方やこだわりのある方
→【リメイク専門店】
3.リメイクできるグッズ一覧
ミニランドセル

ランドセルの形のまま4分の1〜手のひらサイズに小さくリメイクしたものです。
革だけでなく、刺繍や金具、場合によっては残してほしい傷なども残せるので、思い出として残すには最適です。
革の消費量が多いので、ひび割れなどの激しく劣化したランドセルは加工できない場合もあります。
価格相場(目安):¥8,000~¥15,000
財布・小銭入れ

比較的綺麗な状態で保存している方におすすめです。
特に馬革コードバンなどの上質な革は実用的なアイテムへのリメイクが向いています。
やや高額ですが、大人っぽいデザインにすれば長く使えるでしょう。
バッグとして使うために耐久性が必要です。ランドセルの状態によっては加工できない場合もありますので、事前にしっかり確認しましょう。
価格相場(目安):¥20,000~¥30,000
バッグ・ポシェット

比較的綺麗な状態で保存している方におすすめです。
特に馬革コードバンなどの上質な革は実用的なアイテムへのリメイクが向いています。
やや高額ですが、大人っぽいデザインにすれば長く使えるでしょう。
バッグとして使うために耐久性が必要です。ランドセルの状態によっては加工できない場合もありますので、事前にしっかり確認しましょう。
価格相場(目安):¥20,000~¥30,000
名刺入れ

実用的かつ大人になってからしっかり使えるアイテムです。
6年間のお礼としてご両親やおじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントにすることもできます!
また、革の使用量が少ないので、他のリメイク品とあわせてオーダーできる場合があります。
価格相場(目安):¥10,000~¥20,000
キーホルダー

低価格でリメイク後も場所をとらないので、手軽にリメイクしたい方におすすめです。
革の使用量が少ないので、他のリメイク品とあわせてオーダーできる場合があります。
価格相場(目安):¥1,000~¥5,000
スマホケース

中学生になってからスマホを持ち歩く、という方におすすめなのがこちらです。
身近なものなので、しっかり使いたい方におすすめです。
注文前に対応機種やサイズなどの確認をしっかりしましょう。
価格相場(目安):¥5,000~¥15,000
手帳・ブックカバー

手帳やブックカバーは学生のみならず社会人になっても使えるアイテムです。スマホケース同様、サイズがあるものなので、よく使うサイズで注文しましょう。
価格相場(目安):¥10,000~¥20,000
ペンケース

実用的なアイテムとして他におすすめなのがペンケースです。
ペンケースとしてはややスリムなサイズが多いので、スマートに持ち運びたい方にピッタリです。
価格相場(目安):¥5,000~¥15,000

4.リメイク前に気をつけること
人工皮革
激しい劣化やひび割れがひどいものはリメイクができない可能性があります。また、人工皮革はランドセルのために開発された素材。見た目は綺麗に見えても6年以上経つと扱い方によってはどんどん劣化してしまう場合も。
日常使いするものより、飾って楽しめるアイテムに加工すると良いでしょう。
おすすめのリメイクアイテム
飾っておくもの
例:ミニランドセル etc…
本革(牛革・馬革)
人工皮革同様、激しい劣化やひび割れがひどいものはリメイクができない可能性があります。本革はどこの店でも加工できる素材かと思いますので、こだわりをもって選んでもいいかもしれません。
おすすめのリメイクアイテム(牛革)
実用的なもの
例:財布・手帳 etc…
ランドセルの時とは違った風合いを楽しめるので、馬革コードバンの方は実用的なアイテムの中でも日常使いするものがおすすめです。
おすすめのリメイクアイテム(馬革)
日常使いするもの
例:財布、バッグ、手帳 etc…
5.まとめ
思い出の詰まったランドセル。もったいなくて捨てられない方・場所をとらずに保管したい方はぜひランドセルリメイクをご検討下さい♪
お手元のランドセルがまだ使えるくらい綺麗な状態で誰かに使ってもらいたい方は「ランドセルの寄付」についてのコラムがおすすめです。
背負えないくらいボロボロだけど、ランドセルの処分の仕方がわからない方は「ランドセルの処分」についてのコラムがおすすめです。
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ぜひ素材の違いや手触りなどをお確かめ下さい。